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おきらく劇場ピロシマpresents  『コロナの詩(うた)』終演しました


2022年5月1日日曜日、会場の広島市まちづくり市民交流プラザ マルチメディアスタジオに23名の出演者が集まりました。

講師の坂田光平さんの「緊張している人―?」の声に手がいくつもあがります。もちろん首をかしげて「僕は平気かな」という出演者もいて、人それぞれです。

今日の本番を迎えるまでの稽古を3日間実施しました。限られた時間の中ではありましたが、みんなで力を合わせて準備をしてきました。夕方から始まる本番に向けて、最後の稽古にのぞみます。



本番前に心と身体をほぐします

稽古の前に、ウォーミングアップを行いました。本番が近づいているので、気持ちと身体がどうしても固まってしまいます。心身ともにリラックスして本番にのぞめるように、太鼓のリズムに合わせて身体を動かしたり、他の仲間と目を合わせて挨拶をするゲームをしたりしました。




チームに分かれて練習します

今回は3つのチームに分かれて舞台の創作をしています。時間は限られていますが、チームごとに本番の舞台での稽古を行います。繰り返しくりかえし、何度もシーンを確認し、出るタイミングや、舞台から去るタイミングも練習します。稽古中は、声をかけあったり、目を合わせたりしながら、本番に向けて互いにサポートをしています。

「もうこんな時間!」「間に合わないよ〜」とワイワイしながら時間ギリギリまで頑張りました。




いよいよ本番です!

最後の稽古をしっかりした後は、いよいよ本番がやってきます!

舞台上で語られる詩は、コロナ禍の中で参加者のみんなが感じたり考えたりしたことをお互いに聴き合って、そして、実際に身体を動かしてみることで生まれました。

この舞台に向けての稽古は3日間でしたが、2020年から少しずつ輪になって互いの顔を見ながら話を聞き合う時間を積み重ねていて、参加者同士の関係性の中で生まれた詩でもあります。

今回は新型コロナウイルス感染対策のため、来場者の人数に制限がありましたが、お客さまに会場へお入りいただき公演をすることができました。






 

(お客さまの感想)

・私自身もハッとさせられるところがありました。大人である私と、子供の心とはもしかしたら(というかかなり)違っていたのだなと気付かされました。…(中略)…言葉をおしつけてはいけないし、本人の言葉を受け止められなければいけないなあと思いました。

・コロナの中、表現することのたいせつさを実感させていただきました。

 


おきらく劇場ピロシマでは、障がいのあるないに関わらず、演劇を通して他者との関係を築いていくことを目指した企画を今後も予定しています。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。


(報告 山田めい)


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