2022年12月11日日曜日、今年度5回目となるおきらく劇場ピロシマ演劇クラブを開催しました。会場の広島市中央公民館の大集会室に18名の参加者が集まりました。講師は坂田光平(舞台芸術制作室無色透明)、ファシリテーターは山田めい(舞台芸術制作室無色透明)です。
まずは円になって、お互いの顔を確認します。今日は一体どんな1日になるのでしょうか。
「ボールを落とさないように回すにはどうすればいいのか?」
18人の参加者がぐるりと円になり、「隣の人にボールを渡す」というシアターゲームを行いました。ルールはとっても簡単!隣の人にボールを渡すだけ。相手に投げかける言葉のように、相手の目を見ながら、ボールを手渡していきます。
ゲームの途中から、講師の坂田さんからいろいろな追加ルールが飛んできます。
「とにかく速く回してみよう!」
「ボールの数をどんどん増やすよ〜」
円の中をぐるぐる回るボールの数に、ちょっとアタフタ。会場に笑い声が溢れます。
そこでもうひとつ坂田さんから投げかけがありました。
「ボールを落とさないように回すにはどうすればいいと思う?」
声を出し合いながら?身体を大きく動かしてみる?とにかくがんばる?
今日集まったこのメンバーで、どんなことができるのか、みんなで身体をほぐしながら考える時間になりました。
チームに分かれて5分間のストーリーをつくる
演劇クラブの後半は、チームに分かれて短いシーンをつくります。
渡された台本を手にしながら、一体どんな場面にどんな登場人物が出てくるのかメンバー同士で確認していきます。
「キツネの学校はどんな教室かな?」「落ち葉がいっぱいおちてるんじゃないかな!」
アイデアもたくさん飛び交います。
最後はつくったシーンをチームごとに発表し合います。
途中、「ボールを隣の人に渡すゲーム」のことを思い出して、セリフを相手に届け直す場面もありました。舞台のうえで一人にならず、互いに物語の中に居ることを自然に確認できる時間でもありました。
演劇クラブ次回は、来年2023年2月12日日曜日13時から15時、広島市中央公民館での開催です。はじめてのご参加はもちろん、見学にも対応しておりますので、ご興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
(報告 山田めい)
おきらく劇場ピロシマメールアドレス 5656okiraku@gmail.com
HPお問い合わせフォーム https://engekihiroshima.wixsite.com/piroshima/おといあわせ
Comments