2023年2月12日日曜日、今年度最後となるおきらく劇場ピロシマ演劇クラブを開催しました。会場の広島市中央公民館の大集会室に18名の参加者が集まりました。講師は坂田光平(舞台芸術制作室無色透明)、ファシリテーターは江島慶俊(舞台芸術制作室無色透明)です。
まずは円になってお互いの自己紹介。続けて心身をほぐすストレッチや体操を行います。
言葉を作る
ストレッチで心と身体をほぐしたら「言葉を作る」というワークをみんなで行います。まずは講師の坂田さんから参加者にあるカードが配られます。カードにはひらがなが一文字ずつ書いてありました。
「自分の持っているひらがなとこの中の誰かが持っているひらがな、それを組み合わせて新しい言葉をつくってみましょう」
とのこと。最初は「?」が飛び交いましたが、考える前にやってみよう!ということでワークのスタートです。
お題は「食べ物」。「おーい!こっちには「い」があるぞー」「ぬ!ぬ!」会場内には早速たくさんのひらがなが登場します。
「こんな食べ物あるかな?」「この文字があればあの食べ物が完成するぞ!」とみんなでウンウン考えながら、言葉を交わしながら作っていきます。
最後はどんな人と人が組み合わさって、どんな食べ物ができたのかを発表します。
「おすし」や「キウイ」など、バラバラのひらがなたちが色々な食べ物に変身しました♪
短いシーンの創作に音が加わる
演劇クラブ後半は、チームに分かれて台本を元にした短いシーンの創作です。
手渡された脚本は前回の演劇クラブで配られたものと同じですが、今回は何かが違います。
違うのはそう!「音」です。
ピアノや楽器を演奏いただける音楽家さんにご協力いただき、舞台に音が織り混ざりました。
時間が経過していく音
人が歩いている音
建物に鳴り響くチャイムの音………
同じシーンを演じていてもそこに流れる音が、違う景色を見せてくれます。
チームごとに発表をした後は「こんなふうに見えたね!」とさまざまな感想が出てきました。
2022年度の演劇クラブはおわりですが…
本日で、今年度予定していた演劇クラブ全ての日程が終了しました。感染症予防のための換気やマスク着用、手指消毒など参加者の皆さまのおおくの協力を得ながら開催をすることができました。参加者の皆さま、関係の皆さまに感謝いたします。
今年度の活動の様子や参加者対象のアンケートの内容などは、活動報告書としてまとめ、当HP内で公開予定です。
また、来年度の演劇クラブの開催についても、詳細が決まり次第当HP上にてお知らせいたしますので、ご興味のある方はぜひアクセスください。
どうぞよろしくお願いいたします。
(報告 山田めい)
おきらく劇場ピロシマへのお問合せはこちらから
5656okiraku@gmail.com
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