2022年6月12日日曜日、今年度1回目のおきらく劇場ピロシマ演劇クラブを開催しました。会場の広島市三篠公民館の大集会室に16名の参加者が集まりました。
講師は坂田光平さん、ファシリテーターは江島慶俊さんです。
■アイスブレーク
心と身体をほぐすアイスブレークを行いました。
はじめに「将軍ゲーム」。これは身体のパーツに番号を振って、将軍(リーダー)から指示された番号が振られている身体のパーツを指差すゲームです。「あたまー?」「わたしの膝ココだよ!」円のあちこちから声が聞こえます。
続いては、擬音語を身体で表現する「パクパクゲーム」。出されたお題(擬音語)を身体で表現します。出されるお題は「パタパタ〜」「キラキラ」など様々。中には「たかだか!」という初めて聞く擬音語も登場。不思議な音と身体の動きが生まれ、賑やかです。
アイスブレークでは、上手くいった・いかなかったという結果にこだわらず、この場が自由に表現しても良い場所、相手の自由な表現を受け入れる場所だということを遊びながら確認し合います。
■チームでシーンをつくる
チームに分かれて、演劇の1シーンをつくります。ルールは2つです。シーンの中で指定したセリフ2つを使うこと、そしてカードに書かれた擬音語を使うことです。また、シーンがどんな場所なのかは発表してからのお楽しみ、他のチームに秘密です。
短い練習時間ですがチームに分かれて、舞台の一場面をつくりあげます。互いにアイデアを出し合いながら、実際に身体を動かしながらシーンを作っていきます。
■発表
3つのチーム、それぞれが作ったシーンを発表し合いました。
舞台に登場する役は看護師さんに女子大生、公園で駄々をこねる子どもや留学生など様々です。氷川きよし(!)や新幹線の役を演じる参加者もおり、予想外の展開に驚かされて、客席には笑いが溢れました。擬音語の使い方も、各チームそれぞれ。りんごを切って「ザクザク!」血が垂れて「ポタ………ポタ………」など、色々に表現されています。
多様なメンバーが集まって短い時間で1つの舞台シーンをつくっています。文章で書くとあっという間に作品が出来上がっているようにみえてしまいますが、どのチームも「あーでもない!こーでもない!」と互いに意見を擦り合わせながら、それはもう時間ギリギリまでねばっています。大変ですが、この大変さが他人同士での関係をつくり、作品のおもしろさに繋がっているのだなと感じます。
演劇クラブ次回は、7月10日日曜日13時から15時、広島市三篠公民館での開催です。はじめてのご参加はもちろん、見学にも対応しておりますので、ご興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
(報告 山田めい)
おきらく劇場ピロシマメールアドレス 5656okiraku@gmail.com
HPお問い合わせフォーム https://engekihiroshima.wixsite.com/piroshima/おといあわせ
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