2022年11月20日日曜日、今年度4回目となるおきらく劇場ピロシマ演劇クラブを開催しました。会場の広島市中央公民館の大集会室に10名の参加者が集まりました。講師は坂田光平(舞台芸術制作室無色透明)、ファシリテーターは江島慶俊(舞台芸術制作室無色透明)です。輪になって、互いの顔を見ながら挨拶をして、演劇クラブが始まります。
身体を起こす!ジャンプ発声と拍手回し
演劇クラブの始まりには、身体をしっかりと起こすためのワークをします。まずは、「拍手回し」。互いに息を合わせて拍手の音を合わせていきます。ファシリテーターの江島さんから「もっともっと早く〜!」の声かけをもらいながら、チームでできるだけ速いスピードを目指します!早く拍手を回すためにはどうしたらいいだろう?身体を相手によく見えるように動かしたり、大きな声を出したり、周りがよく見えるように注意したり、みんなで協力して拍手を回します。
集中しながらは疲れますが、ぐるりと拍手が回るととっても達成感があります!
続いては、発声練習をしました。参加者全員でジャンプをしながら「あ・い・う・え・お!」と声を出していきます。終わる頃にはみんな息が上がります。昼下がりの少し眠た苦なる時間ですが、身体と頭が目覚めます。
さいごに、流れてくる見えないタルと木の枝を身体を使ってよけるゲーム「タル枝」をしました。11月の演劇クラブは身体を思いっきり使っての始まりです。
短い物語をみんなでつくる!シーン創作
チームに分かれて短いシーンの捜索を行います。講師の坂田光平さんから短い台本を手渡されます。ポイントは、ただ書かれているセリフを追って喋るのではなく、「このセリフを話しているのはどんな人かな?」「この人たちはどんな場所にいるのかな?」「この日は一体どんな天気だったんだろう?」などシーンの状況やどんな登場人物なのかをたくさんたくさん想像すること!
チームに分かれて互いに意見を出し合います。
身体も動かしながら、シーンをつくっていきます。
座って話していた時には気づかなかった発見もいっぱい!
▷眠たいクラスメイトが教室にやってきた「はい。おあすみあさい〜」「何だあいつ!」
最後はお互いの発表を見合って、大拍手でした。
▷「どんぐりの裁判」個性豊かなどんぐりたちが何やら揉めているようです…
▷「猫の転校生」夏休みの宿題やってきた人〜?
こんなところが面白かった!ここはどんなイメージだったの?と発表後は意見を出し合いました。短いお芝居でしたが、想像したことをチームで共有し、同じ空間で創作をすることを大切にしています。
演劇クラブ次回は、来年2023年2月12日日曜日13時から15時、広島市中央公民館での開催です。はじめてのご参加はもちろん、見学にも対応しておりますので、ご興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
(報告 山田めい)
おきらく劇場ピロシマメールアドレス 5656okiraku@gmail.com
HPお問い合わせフォーム https://engekihiroshima.wixsite.com/piroshima/おといあわせ
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