top of page
Group 110 from iLoveIMG.jpg

Innovative Incubation of Regional Arts
地域間新進芸術交流普及促進事業2025

そして羽音ひとつ

三重・愛媛公演

​作品について

京都の劇作家山岡徳喜子による長編作品。
2023年、京都の演劇ユニット「トリコ・A」のために書き下ろされた作品。人間の陰影や醜悪さを繊細にかつ鋭い解像度で暴き、その歪さの深淵を抉りながらもどこか可笑しく魅力的に描く。第31回OMS戯曲賞受賞作品

あらすじ

〜私たち、ただこうやって、 ハトを待つの〜
古い一軒家。その閉ざされた小さな社会に流れる気が遠くなるほどの長い時間の中で、老女の日常は次第に調律が狂うように歪(いびつ)になってく。それに呼応するように、社会の歪みを必死で泳ぐ介入者たちが訪れる。それぞれが彼女を自分が見たいように見、扱い、勝手に関係を築いていく。生きていかねばならないぎりぎりの絶望のその終焉にもたらされるものとは。

山岡徳貴子(魚灯)

演出

鳴海康平(第七劇場)

出演 

木母千尋(第七劇場)
宮地綾
椙田航平
藤井タツキ(カクウノ劇団
福島優菜(片隅企画)

照明

音響

高橋克司(東温音響

制作

溝部めい

舞台スタッフ

坂田光平

イラスト

末田晴

プロデューサー

岩﨑きえ

​上演時間: 約2時間

三重公演

三重公演

会場

​日時

2025年
5月24日(土) 14時  / 18時30分
5月25日(日) 14時

​※各公演終了後、アフタートークを開催予定

チケット料金

一般 - 2,500円(当日3,000円)
25歳以下 - 1,000円(当日1,500円)
60歳以上 - 2,000円(当日同額)
高校生以下 - 500円(当日同額)

※予約フォームに入れない場合はメール(info.musyokutoumei@gmail.com)へ必要事項(①お名前、②ふりがな、③ご希望日時、④券種、⑤枚数)をご記入の上、送信ください。

愛媛公演

愛媛公演

会場

東温アートヴィレッジセンター シアターNEST
(愛媛県東温市見奈良1125 レスパスシティ/
クールスモール2F

​日時

2025年

5月31日(土) 14時 / 18時30分

6月1日(日) 14時

チケット料金

一般 - 3,000円(当日3,500円)
25歳以下 - 1,500円(当日2,000円)
60歳以上 - 2,000円(当日同額)
高校生以下 - 500円(当日同額)

※予約フォームに入れない場合はメール(info.musyokutoumei@gmail.com)へ必要事項(①お名前、②ふりがな、③ご希望日時、④券種、⑤枚数)をご記入の上、送信ください。

​クレジット決済

両公演とも、お支払いの際にはクレジット決済、QR決済(PayPay等)をご利用いただけます。​​

  • Visa/Mastercard(R)

  • UnionPay(銀聯)

  • JCB

  • American Express

  • Diners Club

  • Discover

  • QUICPay

AirPAY.png

​配信について

本公演は配信でも鑑賞いただけます。
配信ご案内については、配信予定日近くになりましたらこちらのページに掲載いたします。

配信チケット料金

1,000円

配信予定

6月10日〜6月20日

​お問い合わせ

主催:(一社)舞台芸術制作室無色透明
共催:東温アートヴィレッジセンター(愛媛公演)
協力:合同会社第七劇場、片隅企画
後援:東温市(愛媛公演)
助成:令和7年度芸術文化振興基金(予定)

地域間新進芸術交流普及促進事業について

この企画は、2018年に、三重の第七劇場と広島の舞台芸術制作室無色透明の協働事業として、地域で演劇活動をする若手の育成を目的としたプロジェクト「地域新進演劇人育成事業 クリエイティブ・レジデンス」としてスタートしました。2017年第七劇場の鳴海氏と、「互いの地域で、地域で活動する新人俳優を起用した作品を創ってみませんか」という何気ない会話をきっかけにスタートしたこの企画は、2020年まで続きました。

2020年が明けて間もなく、突如起こった新型コロナウイルスの蔓延に伴い、当然だったはずの観客ありきで行う演劇の上演は困難となり、「オンライン」という新手法に試行錯誤・七転八倒する2年がやってきました。そんな中、特に経験の浅いアーティストたちは、公演の参加はおろか「ぶつかり稽古の中で、そして本番の経験から学び得る」という、発展途上過程での至極真っ当な機会さえ得られない状況となりました。

「若輩の時にこそだから出来る、その時しかできない経験がある」

経験が希薄な若手が増えている今こそ、この企画を途絶えさせてはならないと考え、新人アーティストの「革新」「孵化」の機会となる事を願い「Innovative Incubation of Regional Arts」と名称を改め2021年にリスタートしました。

この企画は、本番前の短期間、三重の第七劇場の本拠地「Théâtre de Belleville」という劇場にて、生活をしながら創作をする「アーティスト・イン・レジデンス」の手法で行います。経験豊富なアーティストとこれから躍進していくであろう新進アーティストたちが「ぎゅっ」とした濃密な時間の中でしか生み出せない創作作品です。

第七劇場について

1999 年、演出家・鳴海康平と数名の俳優によって早稲田大学内で設立。国境を越えることができるプロダクションをポリシーに、日本各地のみならず、国際演劇祭への作品出品など、国内外で公演。言葉の物語のみに頼らず空間や身体とともに多層的に作用する作品を製作。国内外のフェスティバルなどに招待され、これまで国内25都市、海外5ヶ国11都市(フランス・ドイツ・ポーランド・韓国・台湾)で作品を上演。2006年、劇団ユニークポイントとともに都内にatelier SENTIOを構え、2013年まで東京を拠点に活動。2013年、代表・鳴海がフランスでの一年間の活動から帰国後、三重県津市美里町に拠点を移設。Théâtre de Belleville のレジデントカンパニーとなる。

​第七劇場

舞台芸術制作室 無色透明について

広島を拠点に舞台芸術の創作支援、地域に根差し社会と連携した文化提携事業、人材育成事業などを自主事業としてチームで企画運営する国内でも珍しい形態の制作専門団体。

現在、舞台制作事業の他、演劇のスキルを活用した障がい・福祉分野へのアプローチ、多文化共生事業の分野との協働、豊かな少子高齢化実現のための共生社会支援事業をすでに稼働させ実績を上げている。

加えて介護福祉分野支援事業、教育現場でのドラマ教育の実施提案、企業支援の取組等の企画・準備も進めており、演劇の手法を社会や経済に頒布するとモデルケースの確立を目指している。現在日本ではまだなじみの薄い「ティーチングアーティスト」の研修に取組んでおり、地域で活動するアーティストの社会雇用の実現を目指している。

地域文化の活性化を担い、舞台芸術の発展と共に、芸術活動の認知を高め、経済活動としての演劇の盤石の基礎を築くことを志す。

無色透明

Copyright © 2020 舞台芸術制作室 無色透明 All rights reserved. ※文章・写真等の無断転載禁止
  • Black Facebook Icon
  • Black Twitter Icon
bottom of page